ゴムゴムの気円斬
新宿にてPaul Thomas Anderson『The Master』を鑑賞。それにしても、ドラゴンボールの影響で凄い混雑でした。悟空恐るべしですよ。難解な題材を映像で捉える時に、場面場面で立ち現れてくる情景は。そして、人間の関係性によって立ち現れてくる亡霊のような存在を捉えようとする意志。
『The Master』という印象的なタイトルへの自問を常に継続させる、視点の力強さが最後まで失われる事はなかった。言葉で語ってしまうという、安易な誘惑から逃れ映像で語るという事の意味を思い知らされ、私は今混乱した、言葉を連ねている。暴力はその人間の感性に強く訴えると同時に、その感性によって捉えかたは大きく変わるのだと思う。相互の暴力に対する向かい方は何処かで交わり違う形を形成するのであろうか。本日のお昼は新宿で店員が全て中国人の立ち食い蕎麦屋で、カレーを食べましたとさ。
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