2013年5月21日火曜日

カンパイ

 競馬の用語で「引っ掛かる」という言葉がある。馬が騎手の意に反して行きたがってしまい、それを騎手が手綱を引いて無理やり抑える。そうすると馬が泡を食ったような状態になり、無駄なスタミナを消費してしまう状態を言う。これをある人が車に例えて、アクセルとブレーキを同時に踏むようにスピードも上がらず、ガソリンだけが減る状態という解かりやすい説明をしていた。普段、生活をしていると自身の中で相反する感情が立ち現れてきて、両側から引っ張られてどちらにも進めなくなるような感覚になる時がある。そんな時、隣に居る誰でもない他者が何気ない声をかけてくれたり、おしゃべりをしたりしてスッと気分が軽くなる時がある。コミュニケーションは武器であり、癒しでもある事を思い出した。文章にしてみたら、イメージが少し違うかな。馬が好きだからこそ、安易に馬の事を人間の比喩にしたくないけれど、今日はそんな事を考える時があった。長距離では特に折り合いが大事になってくるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム