2013年5月22日水曜日

船を出すのなら九月

 学生の時、肉体労働をした事があるけど二度とできないなと今でも思う。一度イオンを作りに行った時は壁やら柱やらを朝から晩まで運ばさせられて、次の日はトイレに行くのにも苦労するほどの筋肉痛になってしまった。資材を運ぶにはそれなりにコツと経験が必要とはいえ、自分の運ぶ2倍程の量を軽々と運ぶ本物の肉体労働者を目のあたりにして、何よりも驚き自分の労働がお遊びに過ぎないように思えて、泣きたくなった事を思い出した。雇用問題のニュースを観ていて、自分とは無関係の事のように感じてしまうのは、自分に責任感や社会性が乏しいだけではないような気がしている。何なんだろう、この疎外感は。

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