2013年1月16日水曜日

Merry Christmas Mr.Lawrence

 彼此、五年程喫煙していたのだが、四年程前に煙草を辞めた。何で辞めたのかというと「なんとなく」というしっかりとした理由から辞めたのだ。そもそも「なんとなく」始めた事に対して、あれこれと理由を付けると逆説的に続ける理由にもなってしまうので、「なんとなく」という理由はかなり意識して持っていた。だから、辞めた今でも喫煙の効用は理解しているし、喫煙に対して否定的ではない。最近の喫煙者に対する社会の反応、対応は理不尽なモノが多いとも思う。もちろん、辞めてから吸わない人が煙の臭いなどから受ける不愉快な思いも理解できる様になったのだが。今更、どちらかに偏った意見を言う気も無いし、そんな筋合いも無い。そんな事する位なら、両方から批判され否定されて「豆腐にぶつかって死ぬ」ほうがマシである。別に禁煙したからといって健康になったという実感はないし、お金が節約されているという感じもない。過度のストレスを感じるような事も無いので本当に不思議だ。そう考えると、喫煙にそもそも意味や理由など無いのだと思う。あるのは喫煙特有のポーズであったり、煙草を燻らせる時に観える景色だろうか。将来に喫煙を再開する時は、その行為を雑に嗜好しない様に愉しみたいと思っている。また、未成年が喫煙するのは無意識に大人のポーズや形の様なモノを求めているのだとしたら、なんか少し可愛いかもしれない。そんな事を考えているとまた煙草を吸いたくなってきた。

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