やまとうたは人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける
例えば、今から自分がプロ野球選手になるという可能性と。これだけ社会がグローバル化していて、人はもちろんモノや情報が流動的になっている中で安定した生活や安定した職を望む現実はどちらが夢物語なんだろう。夢を笑い、へらへらと指を指している奴らの人差し指を折ってやりたい。
Abbas Kiarostami監督の『桜桃の味』という作品の中で語られる話で「ある男が医者に対して身体じゅうを指差して、ここが痛い、あそこが痛いと訴えるのだが。結局、その指していた指自体が折れていた」という話を思い出した。自分はこれからもこの作品を愛し続けるだろうし、特にラスト部分にこの素晴らしい監督の作家性を強く感じる。
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