ひとつよしなに
今日は夕飯に鍋焼きうどんを食べました。寒いのは嫌いだけど、寒い日に暖かいモノを食べるのは大好きです。そういう人、多いですよね。最近はGreg Egan『祈りの海』を読んでいます。自分も幼い頃は漠然と未来に素晴らしく快適な生活、社会が待っていると思っていた。もちろん、SF的な世界観の事ではあるのだけれど。あの頃から考えると、この作品のようなどちらかといえばネガティブで現実的なSFが面白いというのは、なんだか不思議な感じがする。まあ、作品の質などを考えれば、当然といえばそうなのだが。人間の希望が投影され描かれたSFよりも、それがどんなにネガティブで絶望的であったとしても、それらに強く引かれるのはSFであったり「文学」というジャンルや分野を超えた普遍的な何かを感じるからなのだろうか。それは倫理なのか、それとも他のなんらかしらの力が働いているのだろうか。自分が唯のひねくれ者だという可能性もあるけど。
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